PROJECT DESIGN LABO 「企画の立て方のナレッジシェア講座」では、あらゆるビジネスの基礎となる企画力を磨くことができます。
新規事業やプロデュースの企画のコツを紹介した「プロジェクト・デザイン・パターン」や「シナリオプランニング」の手法を使用しながら、実践的な企画スキルが学んでいく講座。
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5/26(金)LEAGUE銀座にて、第2回講座を開催しました。
今回は、農家のこせがれネットワーク代表理事の宮治勇輔氏とUDS株式会社代表取締役中川敬文氏をゲストに招き、「農家のパーソナルブランディング」をテーマに実際のパターンランゲージの作り方を学びます。
まずは、ゲストの農家のこせがれネットワーク代表理事の宮治勇輔氏の自己紹介。
続いて、UDS株式会社代表取締役中川氏より、プロジェクトデザインパターンを作った経緯と、実際にどんな場面でどんな相手に活用しているのか実例を紹介。
宮治氏のインタビューからスタート。
なぜサラリーマンから家業を継ぎ、NPOを立ち上げるに至ったか。
農業界、地域での問題点とは…など様々な方向から、井庭先生と中川氏がどんどん引き出していきます。
受講者たちは、『キーワード』を付箋に書き書き。。。
必然や偶然が重なって今の活動の形に至った宮治氏。ご本人もどんなパターンランゲージが作り出されるのか興味津々でした。
そして、その『キーワード』から自分が深堀りしたいものを選んで、
井庭先生から伺った考え方、導き方を参考にパターンを起こしていきます。
もちろん、プロジェクトデザインパターンの本でもお馴染み、イラストも描いてもらいます。
その後、完成したパターンライティングをチーム内で共有しディスカッション。
さまざまな『キーワード』から、多方面のパターンランゲージが作りだされており、農業だけに特化せず幅広く使え、わかりやすい新しいパターンランゲージが作り出されていました。
中には井庭先生も太鼓判を押す完成形も!
今回の講座のお供には、宮治氏がつくった、みやじ豚のポークジャーキーを。
普段は数十時間をかけて作るパターンランゲージ体験と、ユニークな経歴からパーソナルブランディングを行ってきた事に対して直接質問を投げかけたり、と濃厚な時間となりました。
PROJECT DESIGN LABO 第3回<地域×建築 甑島の未来を考える>
第3回目は、想いを形にしているゲスト『谷尻誠氏(建築家・Suppose Design Office代表))』と『 山下賢太氏(東シナ海の小さなブランド社代表取締役)』をお呼びし、登壇者の方々が今までぶち当たった問題点や作り手の想いを形にしてきた実例を伺い、シナリオプランニングに落としていきます。
2017年6月30日(金)19:00〜
※定員を超えているため、追加募集はございません。
【講師】
・新井 宏征氏(株式会社スタイリッシュ・アイデア代表取締役)
【ゲスト】
・谷尻 誠氏(建築家・Suppose Design Office代表)
・山下 賢太氏(東シナ海の小さなブランド社代表取締役)
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■慶應義塾大学総合政策学部准教授/株式会社クリエイティブシフト代表取締社長 井庭 崇氏 プロフィール
慶應義塾大学総合政策学部准教授。博士(政策・メディア)。専門は、パターン・ラン ゲージ、システム理論、創造技法。マサチューセッツ工科大学(MIT)スローン経営大学院 Center for Collective Intelligence 客員研究員等を経て、現職。編著書・共著書に『複雑系入門――知のフロンティアへの冒険』(NTT出版、1998年)、『[リアリティ・プ ラス]社会システム理論――不透明な社会を捉える知の技法』(慶應義塾大学出版会、2011 年)、『[パターン・ランゲージ・ブックス]プレゼンテーション・パターン――創造を誘 発する表現のヒント』(慶應義塾大学出版会、2013年、2013年度グッドデザイン賞受賞)、『[リアリティ・プラス]パターン・ランゲージ―創造的な未来をつくるための言語』(慶應義塾大学出版会、2013 年)など。
■株式会社みやじ豚 代表取締役社長/特定非営利活動法人農家のこせがれネットワーク 代表理事 宮治 勇輔プロフィール
養豚農家のこせがれ。一次産業をかっこよくて・感動があって・稼げる3K産業にするべく活動中。みやじ豚は銀座の松屋百貨店をはじめ多くの飲食店で扱われるように。毎月みやじ豚BBQ、農家のファミリービジネス研究会を開催中。都心で働く農家のこせがれに農業の魅力と可能性を伝えたい。
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