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【FARMERS LABO講座紹介】食と農の事業プロデュース講座

食と農の事業プロデュース講座


2017年4月からスタートする、LEAGUEを起点にしたテーマ別コミュニティ「FARMERS LABO」 全6回シリーズ講座の内容をご紹介します!

今までの商売はマスメディアにお金をかけて広告を出せば集客ができる時代、つまり動いていたのは「お金」でした。一方これからの時代は、メディアの選択肢が増え、単純にお金をかけるかかけないかの時代ではなくなっていきます。人と人の繋がりから集客・PRをし、そこからリピーターになってもらう。つまり「人」が動いて集客をしていく時代になります。

情報の広がりは、インフルエンサー(感度の高い人)にまず広まり、そこからフォロワーに浸透していくと言われています。その過程において、軸となる付加価値をいかにしっかりと発信するかがカギとなり、共感や支援をともにする人々=コミュニティが集まるかが決まります。

消費者の志向が変化していく中、このような「人」が動いて集客をするという仕組みにおいて成功を収めている各分野のトップランナーをゲストに毎回招きます。成功の秘訣はもちろん、そこに至るまでの過程にもフォーカスを当てていき、参加者にとって実践の参考になる講座をめざします。

全6回を通して、講師は宮治勇輔氏(NPO農家のこせがれネットワーク代表理事)を迎えます。
受講のご案内はこちらから 

【第1回 4/26(水)】 郊外型カフェレストラン ・BBQ
上野道弘氏(PUBLIE初代料理長) 
中川敬文氏(UDS株式会社代表取締役社長)

海老名のまちづくりの目的で開設された複合施設「RICOH Future House」の企画から運営まで携わるUDS株式会社の代表取締役社長中川敬文氏と、その中で地域住民が食を中心に集い交流することを目的に設けられたレストラン「PUBLIE」の初代シェフ上野道弘氏をゲストに迎えます。

お客さんの目線からスタートするのがマーケティングの基本であると言われている中、ターゲットである海老名という開発地域のニューファミリー層をどのように捉え「BBQレストラン」という商売を作っていったのかを紹介します。

また、講師の宮治氏からは年間1700人を集客するみやじ豚BBQのビジネスモデルやブランディングの秘訣を事例としてお伝えするとともに、「BBQ」という、一見すでに流行を迎えているかに見えるコンテンツの、今後の可能性を探ります。

PUBLIE https://ricohfuturehouse.jp/1f-cafe/
UDS株式会社 http://www.uds-net.co.jp/

【第2回 5/10(水)】 食べもの付き情報誌
江守敦史氏(一般社団法人日本食べる通信リーグ事務局) 
鈴木晴奈氏(京都食べる通信編集長)

食べる通信」をご存知ですか?
グッドデザイン賞や日本サービス大賞の受賞やTV等のメディアでも注目を集める、
食のつくり手を特集した情報誌と、彼らが収穫した食べものがセットで定期的に届く”食べもの付き情報誌”です。仕掛人である一般社団法人日本食べる通信リーグ事務局の江守敦史氏と、2016年11月創刊の京都食べる通信の編集長である鈴木晴奈氏をゲストに迎えます。

食べる通信のビジネスモデルや生まれた経緯、どのような変遷をたどって全国30以上もの地域に広がったのか。また「リーグ制」というユニークな運営形態とその実態など、話題の食べる通信の裏側を探ります。

また、食べる通信が目指す、CSA(Community Supported Agriculture:生産者と消費者が連携し、前払いによる農産物の契約を通じて相互に支え合う仕組み)の現状、今後の日本での広がりや食べる通信が目指す方向性も伺います。

食べる通信 http://taberu.me/
京都食べる通信 http://taberu.me/kyoto/

【第3回 5/24(水)】 生産者×インターネット
本間勇輝氏(株式会社ポケットマルシェ取締役COO)
小澤亮氏(Webマーケッター)

「食べる通信」の立ち上げから携わってきた、本間勇輝氏が取締役COOを務める新サービス「ポケットマルシェ」(2016年開始)。全国の農家さん・漁師さんと会話しながら食材を買えるスマホアプリで、生産者自らが出店者となるしくみを作り出しています。

本間氏はITベンチャー会社を経て、世界一周を経験した後、「食べる通信」の発起人である高橋博之さんとの出会いがきっかけで「食べる通信」に参画。そこからさらに新サービスの立ち上げに至るまでの背景にある経緯や原動力を伺います。アプリ開発、既存ネットワークとの連携、広告や集客の戦略など、食と農に関わるITベンチャーの立ち上げに興味がある方は必見の内容です。

小澤亮氏は大手IT企業から独立後、スキルを活かしながら全国の生産者のウェブサイトの立ち上げや発信を行なってきました。
ウェブマーケッターとして、「食と農ウェブサイトづくりのノウハウ」から「広告と広報」の違いとその活用についてまで幅広いウェブ戦略を語ります。

ポケットマルシェ https://poke-m.com/

「食と農の事業プロデュース講座」
講師  :農家のこせがれネットワーク代表・宮治勇輔氏
講座費 :連続受講(全6回)のご参加:35,000円 / LEAGUE会員25,000円
単回申込:初回4/26(水)のみ 5000円(1回) / LEAGUE会員3500円
     第2回以降 6500円 (1回)/ LEAGUE会員5000円
     全6回 19:00-21:30/150分
定員  :15名
会場  :LEAGUE有楽町(千代田区有楽町2-10-1東京交通会館6階)
申込フォーム https://goo.gl/forms/kzSPoDgd6QmCQNnh1

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宮治勇輔氏(NPO農家のこせがれネットワーク代表理事) プロフィール
株式会社みやじ豚 代表取締役社長
2001年慶應義塾大学総合政策学部卒業、株式会社パソナに入社。2005年6月に退職。
実家の養豚業を継ぎ、2006年9月に株式会社みやじ豚を設立し代表取締役社長に就任。
生産は弟、自身はプロデュースを担当し、兄弟の二人三脚と独自のバーベキューマーケティングにより2年で「神奈川県のトップブランド」に押し上げる。
2008年、みやじ豚は農林水産大臣賞を受賞。
みやじ豚は順調に推移するも規模拡大をよしとせず、日本の農業の現状に強い危機意識を持ち、最短最速で日本の農業変革を目指す「特定非営利活動法人農家のこせがれネットワーク」を設立。一次産業をかっこよくて・感動があって・稼げる3K産業にするため、新しい農業標準作りに挑戦する。
2009年11月、初めての著書『湘南の風に吹かれて豚を売る』を出版。
2010年、地域づくり総務大臣表彰個人表彰を受賞。
2015年より農業の事業承継を研究する「農家のファミリービジネス研究会」を主宰。
2016年、DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー『未来をつくる U-40経営者』20名に選出。