【インタビュー】TK Brothers Japan株式会社 代表取締役 武文智洋さん

GINZA

Mar 10, 2017

GINZA

Mar 10, 2017

代表取締役 武文智洋さん
サラダボウル専門店「WithGreen」神楽坂店・マロニエゲート銀座店(2017年3月オープン)を経営。
30歳で金融業界を退職後、世界一周をしながら、様々な事業のお手伝いに携わる。その間に、自分自身がワクワクし、勝負することができる分野は、「食」だと思い、その第一歩目としてサラダボウル事業を開始。日本の文化である『食』を大切にしながらも、サラダボウルを通して、日本の「食」業界を変えていきたい。将来的には、「飲食」分野だけではなく、「農業」「ヘルスケア」の分野にまで関わり、日本人の健康的な体と心を作るブランドをつくるべく、挑戦しつづけている。
■WithGreen HP http://withgreen.club/

現在のお仕事の内容と、店舗を展開していくにあたりどのような展望をお持ちでしょうか。

サラダボウル専門店「WithGreen」を経営しています。2016年5月神楽坂に1店舗目をオープンし、2017年3月(旧プランタン)マロニエゲート銀座2に2店舗目をオープン予定です。 
サラダボウル専門店として、都市圏で当たり前にサラダが食べられるくらいに増やすことが僕達のするべきことです。例えばひとつの沿線の全駅に、WithGreenがあったらいいなと思っています。

サラダボウルに着目したきっかけは?

日本の外食は少し重たいものが多い点が以前から気になっていまして、もう少し健康的なものを提供したい、特に外食の面でですね。今後も都市圏での一人暮らしの人は増えていく中で、外食・テイクアウトや中食といったニーズがあるにも関わらず、健康的なものがないですよね。テイクアウトに関しては、ほとんどコンビニが牛耳っていると思います。テイクアウトで健康的に食べられるものをつくりたいです。
あと、日本は量・値段・価格というハード面はレベルが高いと思っていますが、ソフトの部分が弱いですよね。「その食材は、どういう人が育てて、どういう物語がその食べ物にあるのか」という、ストーリーの部分を伝えていきたいです。サラダであれば、ほぼ全て100パーセント国産のもので出来ます。お肉だと海外産入ってくるため産地が見えづらい部分があるけれど、国産の野菜だと農家もわかるし、農家の想いも伝えていきたい。そこの部分をちゃんと伝えられるブランドでありたいです。

日本の外食産業を変えたいということですが、モデルにしている地域や国はありますか。

サラダを食べる文化はアメリカが中心で、アメリカの食文化であると思います。僕がNYで働いていた時も、ランチはよくサラダを食べていました。それをしっかり日本の食文化や地域と組みあわせて、ローカルにアレンジしていきたいです。

健康志向が増えてきてサラダ店も増えてきましたが、他のお店と差別化している部分は何ですか?

日本のもの(国産)にこだわっているところです。
たとえば、『アボガド』。
アボガドって95%メキシコ産なので、日本のものではないんですね。
お客様から「なんでアボガドないの?」と言われた時に、「アボガドの代わりに、日本の農場で採れる、レンコンやかぼちゃはいかがでしょうか?」という、日本の農家に重点を置いた提案ができるお店でありたいと思います。
あとは、『ローストビーフ』ではなく、『ローストポーク』。ポークは日本でとれますが、ビーフだとアメリカ産になってしまいます。だから僕達のお店ではローストポークしか用意してません。そこが大きな差別化ですね。パスタではなく玄米を入れたり、きんぴらごぼうや豆腐を入れたり、日本の食材を使い、日本の食文化を大事にしているところが大きいです。そのようなソフトの面で、国内の農家にこだわったストーリーをしっかり伝えていきたいと思っています。

お客様と接する時間が限られている中で、どういう場面でストーリーを伝えているんですか?

現在はWithGreenのホームページ上で、野菜や農家のストーリーを伝える動画を流しています。
またお店の中での接点だけでなく、僕達と一緒に農家に行き、お客さんもスタッフも交えての農業体験を行っています。これはすでに始まめていまして、今後も活動の一環としてやっていく予定です。

LEAGUEはお店の開業前からお使いいただいていますが、使ってみてどうですか?

会社として登記をしたその日、2015年の1月4日から使い始めました。すぐに使いたかったので!(笑)
まずはじめに、シェアオフィスを使ってみたいなとずっと思っていまして。1人でどこかで作業していても閉鎖的になってしまうので、オープンスペースでいろんな人が集まる場所がいいなぁと思っていました。飲食なので、店舗にコストをかけるべきで、本社にあまりコストをかけるべきじゃないと思っていて。その代わりに、自分の家で全部出来るわけじゃないので、「ちゃんとわけてちゃんと作業が出来る場所」「食とか農業と関わるシェアオフィス」を探していました。
コーディネイターからご紹介いただき他の会員さんのお仕事のお話を聞かせてもらったりして、参考になることが多く刺激をもらってます。

「こういう情報や人を求めている」ということはありますか?

まずは農家の人と関わりたいです。
あとは店舗展開が凄く大事なので、店舗展開となる可能性のある人とも繋がっていきたいです。まちづくりをしているUDSそのものなのか、たとえば、電鉄会社とお話が出来て、将来その沿線での店舗展開もできたらいいなぁと。それに意味があるなと思っています。
現時点においては、やはり出店というのが僕達の命になります。恐らくマロニエゲート銀座店ができたら店舗展開の提案がしやすくなると思うので、頑張っていきたいです。

今後の夢を教えて下さい。

まずは5年で50店舗です!
店舗数というより、まちを歩いていて「よくWithGreenがあるな」というイメージになるのが理想です。サラダを都市圏の人が当たり前のように食べられるようになることを目指しています。
2つめはもう少し広げて、『食は体をつくる。』ということ。今の医学は対処療法、西洋医学、何か起きたら治す、緩和することが多いですが、予防医学に関わっていきたいですね。
最後に『食べることと育てることをつなげること』をめざし農業体験学校のようなものをつくりたいです。事業というより活動の一環、僕らに提供していただいだている農家さんに遊びに行ったりですね。みんなで色々な体験をして楽しんでもらいたいです。ちょっと企画を練っている状態なので、面白いものができるといいなと思っています。楽しみにしていてくださいね。